■通販の医療保険に隠されたワナ

今回はいつもと違って、医療保険の裏側について提供したいと思います。

テレビや雑誌でものすごい勢いで宣伝している「医療保険」ですが、
よく、「誰でも入れます。」とか、「何年元気ならボーナス支給します。」と
言ったような宣伝で、持病があっても医師の診断無しで入れるとあって、
年輩の方や奥様などが入られているケースが多いようです。

しかし、これには肝心な点に触れられていないことがあるんですが、
お分かりになりますか？

それは、誰でも入れると言う事は、当然、支払われる保険金も少ないと
言う事です。

冷静に考えて見れば分かる事ですが、持病や病気がちの人も入れると言う
事は、それだけ保険会社のリスクも高くなりますから、実際の支払い金額も
思っているほど出ないと言う認識の違いが大きいのです。

それではなぜ、入る方が多いのかと言うと、目先の宣伝や広告を信用して
しまい、本来の重要事項まで目を通さずに契約してしまう方が多いと言う
事と、ほとんどが通販やカタログでの契約が多いため、細かい注意事項を
理解せずに判を押してしまう方が多いからです。

取り敢えず入って置けば安心だろう、掛け金も安いし、誰でも入れるんだ
からいいだろう・・・、と言う安易な考えで入っているんですね。

しかし、実際に支払われる保険金がどれだけ少ないか、皆さんわかりますか？

ここに事例を紹介しましょう。
例えば、通販の医療保険に１口（保険料2,800円とした場合）入った後に、
１年後位に病気で亡くなった場合、広告には「病気、ケガで亡くなられた
場合、葬儀費用を最高１３０万円まで保障します。」と書かれているのに、
実際に支払われた金額は、驚きの３万９千円だけだったのです。

これに驚いた親族は、もちろん抗議しました。

ところが、保険会社から言われたのは次の通りです。
「契約のしおりに、
『保障開始日から２年間は払い込んだ保険料の分しかお支払い出来ません。』
と注意事項が記載されておりますので、それを読んで頂ければ分かります。」
としか言われなかったのです。

つまり、契約してから２年間は、払い込んだ保険料相当分しか葬儀費用分と
しては貰いない、と言う事が「後で分かった、」と言う事例です。

この他にも同じように憤慨する例があります。

例えば、誰でも入れると言う保険は、加入から９０日間は保険対象外と言う
不担保期間が設けられており、支払いリスクが抑えられています。
そして、病気による死亡保険金が満額貰えるのは、加入後３年以上でないと
貰えないと言うケースが多いのも、よく知られておりません。
３年以内の場合は、それまで払い込んだ保険料相当分しか貰えないと言う
事です。

そして、驚きはまだあります。
入院しても給付金が貰えないケースが多い事です。
例えば、契約前に発病したと思われる病気で、入院、手術した場合は保険金の
対象外とされます。（９０日間の不担保と責任開始日２年間がくせ者です。）
これでは持病持ちの方が入るには、意味が無くなってしまいますよね。

つまり、お金を払い込んでも実際は対象外なのに、保険金が貰えないことを
知らずに、払い込む人もいるのではないか、と言う危惧さえあるのです。

これだけの支払い制限があるのに、あたかも誰でも入れて、カタログに記載
された保険金が貰える、と思わせる広告や宣伝がいかに多い事か。

通販のデメリットは、その説明を事細かく、誰も教えてくれないと言う事です。

あなたは、保険契約の注意事項を隅から隅まで目を通したこと、ありますか？
それも、メガネが無いと字も良く見えない年輩の方なら、なおさらです。

いかがですか、
通販は手軽で簡単に契約出来るのがメリットですが、それだけで判断するのは
早計です。

メリットもあればデメリットもあるからです。

その判断を仰ぐのなら、知り合いの方に相談して見ては如何でしょうか。

いかがですか、
参考になりましたか？

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掲載されてますので、興味ある方はご覧下さい。↓↓↓
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